ここ最近のノートPCなんかだと意識させられることがあるんですが(FMVの機種だったかな?忘れてしまいました)ノートPCを操作しているときに本体を振動させるとタスクバーあたりからポコンと「振動を検知したのでHDDの回転を止めました」あたりの表記、出ることあるんですが(これは自宅で家族が使っているノートPCで始めた見ましたが)案外持ち運んだり動かしたりするわけでもないものでも起こりえることがあるんだなとと言うお話でして
いつのことかはともかく、ラックサーバーに内蔵していたHDDの読み書き速度が中々安定せず、RAIDカードの交換や、HDD自体の交換をしてもそれが改善されず、最終的にラックサーバー内部のファンの回転数を下げたら読み書き速度が安定したというトラブルがありまして
まぁ何のことかというとどうやらファンの振動でHDDが振動していたようなのですがそんなことまで気にしないといけないのかよ、と
ラックサーバーのファン自体は1Uや2Uサイズだと平気で4000rpmとか6000rpmで回転しているのでそりゃ確かに普通に使われている家庭用のデスクトップケースのファンよりかは回転が速いわけですがHDDの振動というだけの話だと外付けHDDケースの置き場所が悪くて読み書き速度が安定しないという例もあるようで、いやはやHDDも中で円盤がブン回っているだけあって扱いがめんどくさいな、と
要するに(普通はこんなことは滅多に気にしなくてもいいはずだとは思うのですが)筐体内部のファンの回転数を上げると熱に関しては強くなるけれどもファンの回転数を上げすぎるとHDDが振動し始めて読み書き速度が遅くなる場合があって、ファンの回転数を下げると熱に関しては弱くなるけれどもHDDの安定性は少しは良くなるというケースがごくまれに存在するとのことらしく、ついでに外付けHDDケースなんかもちゃんと安定した場所に置こうね。なんて流れなようですが
その昔サーバールームのHDD装置同士が共振して全部駄目になって泡を吹いた人がいたなんて話は聞いたことがあったのですが、まぁ防振ゴムやらどっしりしたケースなんかもパフォーマンスに影響することがあるのだな、と(私自身自宅のデスクトップPCの類でHDDの振動なんかを気にするような機会がないので